恨みの連鎖は終るはず

孫が出来ようが出来まいが

以前、「親子四代の恨みを断つ」 という

記事を書きました。

僕は父親から事あるごとに

祖父（父の父）への恨みを

聞かされて育ってきました。

正直、いやになるほどです...

でも、その父への恨みを

今度は僕が息子に言っていたのです。

きっと息子も嫌だったでしょう。

恨みは、恨みしか生みません。

そして、僕は、

息子でさえ恨んでしまい、

死に追いやる結果となったのです。

僕は息子の死によって、

一度も会った事も話した事も無い

祖父から続く

恨みの連鎖を断ち切ることが、

息子が自殺した大きな意味だと悟り

今、恨みの連鎖を断ち切る行動の

真っ只中にいます。

このごろよく考えます...

次男が結婚して孫が出来ても

僕は、全身全霊で

恨みの連鎖が続かない努力を

するつもりですが、

例え孫が生まれなくても、

それはそれで、

恨みの連鎖は終るのだと...

子供は授かりものですから、

僕が望むからといって

生まれるわけではありませんし

神のみぞ知る未来でしょう...

恨むことは自分の大切なものを

見失い、あげくの果ては、

僕のように息子を自殺に追い込みます。

とにかく「恨み」だけは

持ってはいけない...

しかし...

しかし恨む心を無くすのは、

難しい、本当に難しい...

これも真実です...