子供の自慢話

他人の事を心から喜ぶ大切さ

僕は、自分の子供の話しを

他人にすることが嫌いで

他人から聞かれても

子供のことはひと言くらいしか

言いませんでした。

それは他人から

自分の子供の話しを聞かされるのが

うんざりで、大嫌いだったからです。

子供の自慢話などはその最たるもので、

「何で他人に長々と

子供自慢なんかするんだ？

他人はそんなこと何も聞きたくもないよ。」

いつもそう思っていました。

しかし、僕は息子に愛情も希薄で、

自慢出来る息子にも

育てられず、自殺してしまうほど

僕を恨み、絶望する悲しい結末を

迎えさせてしまったのです。

僕は息子の自殺で、

多くの親が自分の子供の話しを

嬉しそうに延々とするのが、

やっと理解出来ました。

子供を自慢するということは

一生懸命に愛情を注いでいることなのです。

そして、愛情いっぱいに育った子供の事を

他人にも話したいという気持ちは

親として全く当たりまえなことなのです。

その当たり前の気持ちが無かったことが

他人の子供の成長を心から

祝福出来ない自分になった原因です。

僕がこんな自分になったのは、

やはり育った環境にも

大きな原因はあります。

もちろん責任転嫁するわけではありません。

これは「分析」なのです。

だからこそ、僕のような親にならによう

僕の息子のような悲しい結果にならないよう

僕のような環境に育ち

僕のように自分も他人も大嫌いで、

自己評価が低い

「親」や「親予備軍」に伝えたいのです。

自分の子供を自慢して、

他人の子供自慢を心から祝福しましょうと...