亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

息子が好きだったもの(4)

ペヤング

僕は今日妻から聞いて

知りました。

自殺した息子が、

ペヤングやきそば」が好きだったことを。

そして、位牌の前にペヤングを置いた妻...

ありがとう、妻よ!

知っててくれて!

ただただ、それしかありません。

僕は息子の何を知っていたのっでしょうか...

きっと知ろうとしなかったのです。

相手の嗜好を知ることから

愛情は始まるのかもしれません...

もう遅いけど、息子の好きな物

一つ覚えた僕でした...