亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

初盆の準備

不幸の連鎖

今日、母親(息子からは祖母)と

初盆の話をしてきました。

小さい頃、本当に良く可愛がってくれた

僕の母親は、

いまだに息子が死んだことが

信じられないといっています。

そして、初盆で使う

お金を貰ってしまいました。

未だに脛かじりな自分ですが、

貰った分を子供に渡せる親になろうと

少しは、発展的な考えを

したのも事実です。

僕はそんな優しい母親へも

大きな親不孝をしてしまったのです。

自殺した息子への子不幸、

残された次男には兄弟不幸、

妻には、妻不幸、

あげたらきりがないくらい

不幸者の僕なんですね...

こんな僕でも

生きている価値はあるのかと

自問自答しますが、

答えはいつものように

次男の行く末が盤石になるまでは

生きて行く価値があるということ。

逆に言えば、

盤石にならなければ

生きている価値は無いのです。

だから少しづつでも

前に進める自分であるよう

毎日息子の位牌と話しています...