亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

次男との関係が近づく

弟を思い自殺した兄

息子(兄)は、弟を生かすために

死んだと言っても過言ではないでしょう。

実際に、息子が自殺してから10ヶ月ほどで、

僕たち夫婦と次男との関係は

以前では考えられないくらいに

深いものとなりつつあります。

会う事はもちろん、

次男の悩み、苦しみ、仕事など、

色んなことを知るようになり、

やっと普通の親子になりつつあります。

長男とは違い、

独立心の強かった次男でも

一人では行き詰まる事が

多々あったのです。

今、僕の生きる全ては、

次男の幸せに結びつくことだけを

一心に考える事。

その考え、行動した先に

長男が理想とした家族が出来るのですから。