亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

遺体発見から10ヶ月

忘れることは出来ない日

今日、11月9日は息子の遺体を

親友二人が発見してくれてから

ちょうど10ヶ月になります。

僕が二年ぶりに見た息子の顔は、

遺体となった顔でした。。

警察署の遺体安置所というか

倉庫の一角にビニール袋に入れられた

息子の体と対面した時のことは、

一生の中で、恐らく

一番悲しい出来事でしょう。

今後、僕の人生において、

これ以上に悲しいことや

切ない事は起きないでしょう。

 

人生で起こる全ての出来事は

「取るに足らない大したことない」

ことばかりなんですから...

息子の死によって、

教えられた大切なことを

これからも実践していこうと

この節目に改めて思っています。