亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

色んな後悔

息子の自殺で気づいた多くの事

息子が自殺した原因は、

僕が息子を精神的に虐待したからです。

息子の死後、色んな事を思い出し

多くの後悔をしてきました。

息子を死なせてしまった

後悔もありますが、

これは、僕には後悔する資格がありません。

だから後悔というより

ただただ、懴悔するしかありません。

しかし、息子が自殺してから

息子を死なせてしまった後悔以外、

多くの後悔が噴出したのです。

その一番は、妻と妻の家族に対してです。

僕は人が嫌いなので、

殆ど妻の実家には行っていませんでした。

妻の家族が嫌いなのではなく、

全ての「人」と会うのが苦しいのです。

だから僕自身の親とも兄妹とも

会ったり話したりすることは

ほとんど無くなっていました・・

それは前にも書いた自己評価の低さと

全ての人に劣等感を感じ

心が深く傷つく僕の性格に

由来するものなのは間違いありません。

今、思うのは、何で妻が大好きだった

お婆ちゃんともっと、もっと

会わせてあげなかったのか・・・

もっと一緒に居させてあげなかったのか。

もちろん商売が忙しいという面は

あったにせよ、

何事も「優先順位」で決まるのですから

それはただの言い訳です。

僕は妻の家族を

ないがしろにしていたのは

正真正銘の事実です。

自殺した息子が教えてくれた

人として大切な事を

全部やっていなかった僕。

今、次男に対しては

やり始めています・・・