亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

遺体発見日から11ヶ月

早いのか遅いのか

息子の遺体を親友二人が

発見してくれてから

今日で11ヶ月経ちます。

もう11ヶ月、

まだ11ヶ月。

僕の胸のうちには、

どちらもあります。

僕の息子を見殺しにした人生が

早く終わって欲しい気持ち、

しかし、

次男を幸せにする時間が

できるだけ長く欲しい気持ち。

息子の気持ちを考えれば、

僕がすぐに楽になるのではなく、

苦しみ抜いても

次男を幸せにして、

長生きする人生を

送るしかないでしょう・・・