誕生日
死んだ子の年を数える
辞書には、
「死んだ子の年を数えるとは、
今さら言っても
どうにもならないことを、
くよくよと思い煩うことのたとえ」
と書かれています。
しかし、
今日は息子の33回目の誕生日。
僕は口に出して、年を数え、
そして心からお祝いと
それ以上の後悔をします・・・
何かを心にしまって
苦しい思いをするよりも
妻と二人で、息子の話をする方が、
息子がこの世に存在した事を思い出し、
今でも、いや今こそ
僕たちに大きな影響を与えている事を
実感できますし、
その方が、新たに生きる力が
湧いてくる気がします。
きっと僕は一生、
息子の子供の誕生日には、
年を数えるでしょう・・・