亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

他人は自分を映し出す鏡

僕の態度は息子の態度

息子が中学生でタバコを吸い始めてから

僕は息子との会話は極端に減り、

たまに話しても喧嘩腰だったりと

心の交流などは全く出来ませんでした。

今思えば、よく言われる

「他人は自分を映し出す鏡」

となっていたのでしょう。

親が、思いやる気持ちで

子供に接しなければ、

子供は頑なになってしまいます。

結局僕は息子が死ぬまで、

自分の姿を息子を通して

見ていたのでしょう・・・

怒りの感情しか

息子に持てない自分の姿を・・・

今気付いても

全てが遅いのですが・・・