亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

言葉は言霊

何故か覚えている

僕が小学校高学年の頃、

母親に言った言葉、

「親が子供の葬式に出るって

珍しい事だよね・・・」。

何故か、この言葉を

ずっと50年近く

鮮明に覚えていました・・・

僕は小学生の時から

まだ影も形も無い、

自分の子供の葬式に出るのを

思っていたのでしょうか・・・

言葉は言霊だったのかも?と

息子が自殺してから

時々この事を考えてしまいます。