亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

お酒のちから

息子が頭から離れる時

起きている間中、

息子のことは頭から離れません。

そして、熟睡している時だけ

息子が頭から離れます・・・

それでも夜中に目が覚めると

すぐに息子の事が浮かびます・・・

そんな毎日ですが、

僕は息子が自殺して半年くらいして

今までよりもお酒を飲む日が

多くなりました。

といっても月に数回程度ですが・・・

元々殆ど飲まなかったので、

今は少量のお酒で、

酔っぱらえる時間が、

気分を楽にしてくれる気がします。

息子を忘れる時間を作るのではなく

自分を追い詰めすぎないよう

少しアイドルタイムを作るという

意味合いにおいてはお酒は

有意義だと感じています。

ただ、こんな僕を見て

息子がどう思うかは

分かりませんが・・・