亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

お彼岸前日に思う事

母からの電話

今朝、僕の母親から

電話がありました。

明日はお彼岸だからと

息子へのお供えを渡したいと・・・

僕はそんな母にも

何も感謝していませんでした。

父に同調して、

小さな僕の心を壊した人として・・・

今、息子を自殺で失って、

母への思いは、

少し変わったかも知れません。

ただ、幼い頃の記憶は、

どうしても消せないのです・・・

正直、苦しいし、

自分が大嫌いになります・・・

しかし、

自分を大嫌いだったから

自分の存在価値を全く

見いだせなかったから

息子を自殺に追い込んだのです。

自分をどう思うのか・・・

僕には難しい問題かも知れません。