亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

17回目の月命日

季節は夏へ

今日は、息子の月命日。
毎月6日という日は、
あっと言う間にやって来ます。
月命日だからと言っても
何か特別な事をする訳でもなく
一つの区切りを心に感じ、
息子を静かに思い出すだけで、
いつもと変わりはありません。
僕の人生において、
あと何回、何十回、息子の月命日を
迎えるのでしょうか・・・
僕が長く生きていれば
いるだけ月命日は増えるのに、
息子はずっと32歳のまま・・・
後悔と懺悔は続きます。