亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

二度目のお盆・・・

霊を迎えること

僕の住んでいる地域の

お盆は8月です。

僕ら家族にとって、

息子が自殺して二度目のお盆です。

あと一月もしたらその日が来ます。

お盆は霊(仏)が帰って来る期間と

されていますが、

正直、息子が僕の元に

帰りたいと思うはずは

ないと考えてしまいます。

自分勝手に、「帰ってきた」

と考えるのは自殺した息子を

冒涜するのかも知れません・・・

お盆の意味、

正直今の僕には難しいです。

ただ、ただ、

僕なりに息子を思い、

今からを考える日にしたいと

思っています・・・