亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

やむを得ない自殺

偏見があるようだが

自殺は最大の親不孝とか、

自殺したら地獄に行くとか、

色んな記述をみると

その多くは自殺を否定し、

自殺する人は弱い人

心がおかしい人扱いをされています。

しかし、

自死家族として

僕は違うと言い切れます。

息子が自殺したのは、

一重に僕が「無関心」という

精神的な虐待をし、

将来生きる希望が無くなったからで、

生き地獄よりは、ましなあの世を

選んだというだけですから。

自殺に対して評論を出来るのは、

自殺した当事者と

その家族以外にはいないと思います。