亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

他人ながら

将来が気になる

観光地で父親に冷たく
怒られまくっている
小学校低学年の男の子を見ました。
彼の目には涙がたまり
泣きたい気持ちを我慢して
暗く、そして、悲しい顔をしていました。
僕の小さい頃と同じです。
その子が僕のように恨み深い性格だと、
将来は僕のように
何事にも感謝せず、
恨みや憎しみの中で
生きていくと感じました。
他人ながら気になります・・・
人って親を選べないもの。
「子供は親を選んで生まれて来る」
そんな事を言う人がいますが、
あまり理解は出来ません。
人間っていったい何なのでしょう・・・