亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

親子の確執

当事者だけが知っている

僕の父は祖父と絶縁し、

祖父が亡くなった時に、

長男としても喪主はおろか

葬儀にも行っていません。

ごく普通の家庭で育った、

恵まれた人から見ると、

言語道断でしょう・・・

 

そして、僕も父を恨み、

挙句の果てが、

息子をその恨みを晴らす道具に

してしまい、

自殺に追い込みました・・・

こんな親子の確執は、

三者が論じられるものでも

糾弾出来るものでもありません。

正義、正道を振りかざす人に

この渦の中にいる人間の

本当の気持ちなどは

1ミリも分からないのですから・・・