亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

菊の花びら

生花だからこそ

昨日の深夜、

僕が息子の仏壇の前にある机で、

パソコンを見ていた時、

ふっと仏壇を振り返ってみると

黄色い菊の花びらが

バラバラになって落ちていました。

一瞬、何かの前兆なのか?

そうも思いましたが、

やはり何事も良い解釈をするのが、

人生としては賢明です。

生花を飾っているからこそ

花びらも落ちるのです・・・

造花を何週間も

挿しっぱなしにしていないから

こんな事が起きるのです・・・

これからも生花を挿して、

息子に少しでもいいから

安らいでもらいたいと

思っています・・・。