亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

七夕

何も無い思い出

今日は7月7日、七夕の日ですが、

僕には自殺した息子との

七夕の思い出は全くありません。

そんな親ならば、

親にならなければよかったと

思いますが、

悲しいかな、実際に親にならないと

子供を愛せない事には、

気付けないのです。

子供が欲しくて、

生まれた時は嬉しくて仕方なくても

愛せないことがあるのです・・・

普通の人には、

わかるはずはありません・・・。

でも僕と同じような親はきっと

いるし、苦しんでいるでしょう。

でも一番苦しいのは

子供です・・・。