亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

夏が終わる

虫の声

コロナの夏が終わります。
暑いと言いながら
夜は虫の声が聞こえてきます。
息子と秋の虫を採ることも
楽しませることも
しなかった僕。
虫の声が、息子の悲しい声に
聞こえてきます・・。