亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

蛍光塗料

暗くすると光る

息子の仏壇には、
友人達が納骨堂に置いていった
いくつかの品があります。
その一つに、
蛍光塗料があしらわれた
おもちゃみたいなものがあって、
明かりを消すと
それだけがぼわ〜と青緑に光るのです。
それが息子の魂のように思えるのは、
僕の勝手な想像ですが、
毎日気になっています。