亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

造花を買う

生花を絶やしたくなかったが

二泊三日の旅に出るにあたり

息子の仏壇に飾る生花を

いったん撤去することにしました。

この暑さの中、3日も

そのままにしていたら、

生花はしおれてしまいます・・・

そこで、一旦生花を撤去して、

何もない状態で旅に出かけようと

考えていましたが、

何もないよりも心をこめた

造花を挿しておく方が、

華やかさも保てていいのでは?

そう思っていたところ

妻も全く同じ考えで、

会社が休みだった今日、

その造花を買ってきました。

生花にこだわった僕ですが、

造花は、造花なりに

活躍してくれそうです。

もちろん、旅から帰ったら

新たな生花を飾るのは

言うまでもありません・・・