亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

波長を合わせる

波長

息子と波長が合わなかったから
息子を疎ましく思い、
結果、自殺に追いやった僕。
息子と波長を合わせるのが、
苦痛になる原因の多くは、
息子の喫煙でした。
もっとも寂しさを与え、
喫煙者にさせたのは僕ですが・・
それでも息子に寄り添うように、
波長を合わせていれば、
運命も変わったかも知れません。
しかし、僕には、
そんな気持ちは湧いて来ませんでした。
喫煙者と波長を合わせられないのは、
やはり生きている限り難しいでしょう。
そして、そんな僕が存在する価値が
あるのか無いのかもわかりません・・・