亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

上辺だけ

冷酷な僕

息子が中学の時、

タバコを吸い始めて以降、

自殺するまでの間、約17年ほど

息子とはずっと上辺だけの

付き合いをしていました。

タバコが大嫌いな僕は、

息子がタバコを吸っていない時も

「タバコを吸ってる奴」

としか見られなかったのです。

僕が無関心で、

冷たかった寂しさから

タバコを吸い始めたのに

息子自体でなく、そのタバコだけに

意識が行っていた僕・・・

上辺だけの付き合いならば

親子の意味はありません・・・