亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

遺体発見から20ヶ月

友人を思う

息子の遺体を親友達が、
見つけてくれた日から
今日で20ヶ月。
この日は特に、
親友の悲しみ、苦しみ、
そして僕に対してあるであろう
憤りなどを思います。
人の死は、周囲に計り知れない
悲しみを与えてしまいます。
僕は息子を死に追い込み、
友人をも不幸にしてしまいました。
この贖いは何をもってしても
出来ません。
ただ、それを
考える日が、今日という日です。