亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

911

悲劇の日に思う

今日で2001年に起きた

アメリカの同時多発テロから

17年になります。

ビルに飛行機が突っ込み、

多くの方々が亡くなりました。

きっと子供を失われた方も

いるでしょう。

真っ当に、家族を愛し、

友人をいたわり、

一生懸命に生きてきた人にも

そして、全身全霊で

子供を育てあげた親にも

過酷な運命は襲って来ました。

僕のようにいい加減な人生で、

子供を精神的に追いつめるような

親だけに過酷な運命が

やってくるのではないのです。

何かが矛盾していると感じます。

でもそれが人間界なんでしょう...

僕はテロで亡くなられた多くの

まっとうな人々を思い、

心から祈ります。

そして...

息子のことを思い、後悔するのです。