亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

長男と次男

兄はつらいもの

同じ子供でも長男と次男は

全く別物かもしれません。

言い方は過激かも知れませんが、

長男は実験台。

その実験で失敗したことは

次男にはしないよう、

また成功したことは

次男にも踏襲する...

特に僕の長男は、

僕のエゴの前に苦しみ、悩み、

そして、挙げ句の果て、

無視され、自殺したのです。

今の次男があるのは、

全て長男のお陰とも言えるでしょう。

最後は自分の命を投げ出し、

次男を救った長男。

兄があの世に行っても

いや、

あの世にいったからこそ

その存在感は増すばかりです...