亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

どんなに嫌な奴よりも・・・

自分の冷酷さに苦しむ

仕事をしている時、

タバコ休憩を1時間も

取っている上司を見ると

「こんな奴どうしょうも無いな」

そう思います。

恐らく普通に仕事している人は、

そこまでの感情で終わりでしょう。

しかし僕は違います・・・

かならずその後に

「どうしょうもない奴だが、

少なくとも僕よりは

1000倍まともな人間なんだ」

そう続きます。

仕事を怠けていようが、

タバコタイムを1時間とろうが、

給料泥棒だろうが、

その人は真っ当に

子供を育てているのですから。

嫌な人を見るといつもこんな感情が

洪水のように押し寄せてきます。

俺は生きている価値も無い

最低最悪の人もどきなんだと・・・