亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

夏なのに

浮かれた気分

梅雨入りとは言え、
季節は夏に向かって
日差しが強くなってきました。
夏は何となく
浮かれた気分になっていたのは
過去の僕。
息子が自殺した後は、
どんな季節にも
浮かれもしません。
息子の死の前には、
この世の出来事など、
無に等しいものです。
僕が浮かれる夏は、
もう来ないでしょう・・・