他人優先
僕には無かった心
僕は自分だけ良ければ、
他人の事はどうでも良い・・・
表面はそう見えなくても
実際の行為は、
そんなものばかりでした。
自分が傷つく事を
極端に嫌い、息子でさえ、
優先しなかったのです。
もちろんそれは僕の生い立ちと
元来の性格に由来するもので、
僕自身が100%責を追うものでは
ないかも知れません・・・
しかし、
息子からすれば
僕しか父親はいないし
僕が息子を優先しないならば
息子の人生は
おかしくなるしかないのです。
そして息子は、自殺しました・・・
息子が自殺して1年半、
いまだに他人優先の心は
まだまだ足りません・・・
ただ、何年かかろうが
何十年かかろうが、
息子の死の意味を
あの世に持っていける自分に
なるしかないのです・・・