亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

読めない手紙

友人の思い

息子が自殺してから
2ヶ月ほど経ったころ
納骨堂に置いてあった
折り畳んだ友人からの手紙。
本当は息子に読み聞かせるのが
いいのかも知れませんが、
あの世にいる息子には
その内容は、
すでに分かっているでしょう。
いつか、読んでみたい気はしますが、
まだ、読む勇気がありません。
息子を思ってくれる友達に比べて
父親の僕には、何の優しさも
思いやりも無かったのですから・・
手紙まで書いてくらる
友人に顔向け出来ません・・
それでも
いつかは、読むでしょう・・・