亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

火葬

葬式ではない・・・

二年前、息子が自殺した時、

お金がなくて、

葬式が出来ませんでした。

だから火葬だけ・・・

一周忌、三回忌は、

僧侶にお経をあげて貰い

正式に行いましたが、

やはり葬式のことは、

息子に顔向けは出来ません。

いつか、何らかの方法で、

弔いをできればとは思いますが、

大きな口を叩くほどの

裏付けはありません・・・

でも、いつか・・・

そんな思いは常に持っています・・・