亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

身近だから残酷になれた

人間嫌い

団体生活が苦手で、

ほんの数時間でも他人と過ごすと

大きな精神的疲労となる僕。

傷つき易く、他人の言動が

とても気になる性格です。

こんな性格が息子を死に追いやった

最大の原因なのは間違いありません。

他人ならそこそこ気遣って、

会いたくなくても会ったり、

話したくなくても話したり、

ある程度の「つき合い」をします。

ところが、身内、

特にタバコを吸うことで、

嫌いになった息子には

もう遠慮する気持ちなどは

ありませんでした。

息子の人生の半分以上、

17年もの間、極力

会う事を避けて来ました。

勝手に生きてくれと...

結果、自殺...

性格は直せると言いますが、

やはり息子が自殺した後も

直せません。

息子は苦しんで人生を終らせた...

だから僕も苦しんで人生を

終らせないといけない。

そう思います。

でもそれはずっと先、

次男の行く末に安堵した時です...