亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

あと一週間

月日が経つのは早い

一週間後は息子の一周忌。

息子が自殺して

もう1年を迎えようとしています。

身内だけの法要をしますが、

息子が眠るお寺では、

花とお菓子と

予め決められた金額の

お布施だけを準備すれば

安心して全てが滞りなく行えるので、

特に準備をする必要はありません。

そんな中僕は、

年末年始世の慌ただしさを見ても

どこか傍観者である自分を感じます。

人の世は日々うつろうもの・・

何回か書きましたが、

息子の死を考えれば、

全てが小さな出来事にしか見えません・・

子供を亡くすという事は

それほどまでに大きな事なのです・・・