亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

カレーパン(その2)

 頭から離れない息子

何回も書いていることですが、

寝ている時は別として、

目が覚めている間はずっと

息子のことが頭から離れる事はありません。

今日、僕たちが食べるパンを買った時、

ふっとカレーパンに目が行きました・・・

息子が死んだ後に妻から教えて貰った、

好物だったというカレーパン。

思わず手に取り、買っていました。

生きている時は、

息子を疎ましく思い続けていたのに

死んでからこんなに思うなんて・・・

死んでからでも思うだけ

まだましなのかも知れませんが・・・