亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

こどもの日の前に

息子の命と引き換えに

昨年のこどもの日、
次男には、
「こどもの日のお祝い」として
少しのお金を渡しました。
もちろん、長男が自殺していなければ
そんな事はしなかったでしょう。
世間の親が、当たり前にしている
子供への愛ある行為を
初めてしたのです。
全ては、息子が命を捨てて、
僕に教えてくれた事。
今年も息子の命を感じつつ
こどもの日を迎える事でしょう・・・