亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

これでいい・・・

納骨堂で思う事

息子が自殺してから

半年、1年は友人たちが

墓参に来て、タバコや菓子などを

墓前に供えてくれていましたが、

時が経つにつれ、

いつしかお供えも

見なくなって来ました。

息子が友人たちの記憶から

遠ざかるのが寂しい気持ちもありますが、

これで、いいのです・・・

友人たちには、

悲しい思い出を引きずるのではなく、

幸せな未来を過ごして欲しいから。

息子の事は僕らだけが、

ずっと思い続けるのが

良いと思います・・・

だから、

これでいいのです・・・