亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

少女虐待死裁判の判決に思う

懲役16年

小学生の女の子を

虐待死させたとされる父親の裁判で

懲役16年という判決が出ました。

ネットでは、罪が軽すぎだと

批判が多くあるようです。

正直、批判出来る人は、

幸せな人生なんでしょう・・・。

子供を虐待する親自身、

その幼児期に、虐待もしくは、

自分を大切に感じられない

悲しい体験をした人が、

多くいるはずです。

その生い立ちを思わず、

ただ、極悪非道というのは、

やはりお気楽な人の言い分です。

もちろん、亡くなった子供を思えば、

罪は重いものです・・・

僕は、自分自身を無価値な人間と思い、

自分が大嫌いで、劣等感しかなく、

しかも

自分が傷つくなら他人とは

関わりたくないと思うことで、

周囲を傷つけ、

息子を死に追いやりました。

 

子供を虐待する親というもの

親子関係が存在する限り、

無くなる事はありませんし、

法律も抑止力にはならないでしょう。