亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

長男の自殺

昨日は長男のお葬式でした。

いや、正確に言えば、火葬した日でした。

僕はお金が無いので、息子の葬式の費用さえ

出せなかったからお経も無く、戒名も無く、

葬儀は出来ず、ただ、見送るだけが精一杯...

愛情が足らなかったばかりに

息子を死に追いやってしまった僕。

このような見送りしか出来なかったこと

息子には言葉のかけようもありません。

そして、後悔と、懺悔の念を

僕は死ぬまで抱えていくのです。

自殺する前、息子が妻にあてて送ってくれたメール

「弟だけは守ってください」

この言葉を心に刻み、弟を幸せにすることが

長男の最大の供養と思い、日々生きていきます。