子供の性格を知ること
気づかなかった僕
親ならば子供の性格を知り
その性格に合った育て方をするのが
一番子供にとって、いや親にとって
幸せになれる気がします。
僕は息子を幸せに出来なかったので
教示する資格はありませんが、
後悔する資格はあります。
息子がまだ2歳位のころ
妻と二人で公園に遊びに行った時、
人が漕いでいるブランコが
息子の顔面に当たり大けがをしたのです。
泣きながら母親に言った言葉は
「痛い」ではなく、
「めんね、めんね!」(ごめんね、ごめんね)
でした。
頭蓋骨のレントゲンを撮るほどの
腫れ具合だったのに自分の痛さより
母を心配させて申し訳ないという気持ちが
「めんね、めんね!」だったのです。
2歳くらいだった息子のこんな優しい気持ちを
結局、僕は分かってやれませんでした。
今思うのは遅いかも知れませんが、
今後の僕の人生において、息子の残してくれたものを
今、子育てが大変な人たちにも伝えて行ければ、
僕が失敗したことも何か少しでも
世間の役に立てるかも知れないと考えています。
息子よ、本当の優しさを教えてくれてありがとう!