亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

心から楽しめる日

何をやっても楽しくない

息子が自殺してから

正直な話し、面白いテレビを見ても

嬉しいことがあっても、

心から楽しめる日はありません。

息子のことばかり考えます。

きっと一生そんな気持ちで暮らして

そして死んで行くのでしょう。

しかしこれは僕が招いた結果だし

息子が死をもって教えてくれたことなのです。

これから僕が生きて行く意味は

心から楽しめることが、

どんなに奇跡的なことなのか、

これを少しでも多くの人に伝えることでしょう。

息子のような悲劇が一人でも減ることを願って、

僕は生き続けます。