亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

心が落ち着く

息子が一緒にいる

以前このブログに書いたように

息子は妻の前には現れました。

もちろん姿はありませんが、

タバコの臭いで分かったのです。

僕の前には一切現れないのは

やはり僕を恨んでいるし

僕がタバコの臭いが嫌いだからでしょう。

妻は僕に息子が来たことをいちいち報告しません。

だから今も来ているのか聞いてみました。

やはり来ているそうで、

一瞬ですがタバコの臭いがするそうです。

僕は妻からその話しを聞くと、

とても心が落ち着きました。

この世にはいないが、あの世にいて、

そばに来てくれていると思っただけで、

涙と、感謝と安心感が僕を支配します。

息子よ、いつまでも妻の傍にいて

見守って欲しいなんて勝手過ぎるけど

出来ればそうして欲しいよ僕は...