亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

五回目の月命日

懺悔の日々

本日、6月6日は息子が自殺して

5回目の月命日です。

もう5ヶ月、まだ5ヶ月...

正直今年59歳の僕がこの先

80歳まで生きたとして

あと21年もあるのです。

そんな長い期間を息子を救わなかった

罪悪感と、自分の冷酷さを思いながら

生きていくのかと思うと、

長過ぎる気がします。

もちろん、僕に冷たくされて、

僕を恨んで、憎んで

死んで行った息子からすれば

僕が長い間苦しむのは

 

当たり前のことかも知れません。

月命日だから思うのではなく

こんなことは日々思っています。

ただ、やはり節目の月命日、

息子があの世で幸せに暮らしているよう

もし、生まれ変わっているならば

愛情溢れる親の元に生まれているよう

改めて心から願うばかりです。