料理
太る僕
妻は毎日息子の好きな料理を作っています。
それは夜になると僕のお腹に入るときもあります。
息子のお陰で、今まで知らなかった
美味しいものに出会えたりして、
悲しい気分なのに体重は増加しています。
生きている時になんでこんな美味しい
妻の手料理を食べさせてあげる毎日を
一緒に送ってやれなかったのか、
本当に情けない気持ちになっています。
大切なものは失くして初めて分かるのでしょう...
僕のような気持ちになる人が
いなくなる世の中に出来ればと
大袈裟なことを考えてしまいますが、
今はただ、息子のことを思い、
ここに今の心情を書き留めていきます。
いつかは人の役に立てるかも知れませんし
それが息子の願いだと思いますから。