子供を虐待する親

今なら理解出来る

自分の子供を虐待死させてしまった親が

逮捕されたりするニュースが頻繁にあります。

もちろんコメンテーターは親に対して

辛辣な意見しか言いませんし、

もし理解出来るなどと言うもんなら

袋だたきに合うでしょう。

僕も同じでした。

でした...過去形です。

僕が息子を自殺に追い込んしまった

僕自身が息子にしてきた

殴ったり蹴ったりの暴力ではない、

「無視する、無関心」という

心の虐待をした事を思えば、

今ニュースで流れる

子供を虐待し殺してしまった親が、

後悔しているし

反省しているし、

自分を殺したくなっているであろう気持ちは

十分理解できます。

コメンテーターたちはそんな気持ちを言うと

被害者側（子供）の気持ちを考えないものとして

糾弾されるから絶対に言わないし、

その前にそんな立場になった事が無いので、

何も分からないはずなのです。

そして、僕のように

犯罪として立件されない虐待は

世の中にきっと多くあるでしょう。

僕はそんな当事者となって、思うのは、

少しでも僕のような親子関係を無くすこと。

親子のあり方が分かっている人は

対象外ですが、きっと僕みたいに

親を恨んで、人を恨んで、結果それが子供への

虐待に繋がる人もいるでしょう。

今後、何かその一助になる人生を歩み

息子の死を何か形あるものにして

弔っていきたいと思っています。