亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

遺体発見日から三ヶ月

今日は第二の命日

息子の遺体を親友二人が

発見してくれたのが1月9日。

警察の判断の結果、

死亡推定日は1月の6日でしたが、

僕にとっては忘れられない、

第二の命日、いや命日が二回ある

といっても過言ではありません。

息子が自殺して、2〜3日で

見つかったからこそ、

僕は、綺麗な顔の息子の亡骸と対面出来た訳で、

もし親友がいなかったら、

僕は息子のむごたらしい

遺体と対面していたかも知れません。

警察で、ビニール袋に入った

息子の遺体を見た時、

涙が出るのは当たり前ですが、

想像していたよりも

穏やかな表情に見え、

つらい、苦しい人生から解放された

安堵感のようなものを感じてしまい、

それは息子に対しての冒涜になると

自分を思い返したものでした。

それから三ヶ月、

今日は、ただただ静かに、

命を賭けて息子を生んでくれた妻に感謝と

懺悔をするとともに、

息子の位牌に話しかけています...