亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

寂しさ

愛していなかったのに

恐らく僕は息子に対して、

通常の親ならば感じる愛情を

持っていなかったと思います。

だから、惨いことをしたのでしょう。

本当の愛を感じないというのは

何故かと考えれば、

きっと何度も書いている

「人を憎む心、恨む心」が

僕を支配しているからでしょう。

それでも死なせてしまった息子のことは

毎日毎日思い出すし、

本当に悲しく、寂しい気持ちになります。

何で息子を心から愛せなかったのか、

何故、息子の為なら何でもしたいとは

思わなかったのか...

バカ過ぎる自分を

殺してやりたいとも思います。

おこがましくて

最愛とは言えない息子だったのに

自殺してしまったら

寂しい、寂しい、本当に寂しいです。

こんなことなら僕が生まれてこなければ

本当に良かったんだと思います。

きっと正常な人からしたら

何を狂ったことを言っているんだ?

と思われるでしょが、

それでもそう思うのが今の僕なのです。