亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

いつか...

息子が泊まったペンション

息子が中学1年のころ

かまいたちの夜」という

テレビゲームをしていました。

僕も一緒にはまってしまったのですが、

その中に出て来る

ペンションのモデルになったのは、

実際に存在するペンションなのです。

その後、数年して、

息子は友人とそのペンションに

泊まりに行きました...

いつか息子が泊まったペンションに

僕も泊まってみたいと思います。

今思えば、15〜6歳の息子が

旅するのに小遣いも渡さず、

何も援助しなかったことを

いまさらながら思い出し、

何と冷たい親だったんだろう、

と後悔と懺悔しかありません...