亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

拳銃で撃たれた夢

息子の気持ちなのか...

ひと月ほど前に見た夢を

今でも鮮明に覚えています。

何物かが拳銃で僕のお腹に

二発銃弾を撃ち込んだ夢です。

撃たれた時、意識が無くなる

気がしたのを覚えています。

それもあくまでも夢の中でですが。

撃った人の顔は暗くて

誰なのか分かりませんでしたが、

もしかしたら僕を恨んで

自殺した息子の気持ちが、

夢に現れたのかも知れません。

でも、それならそれで、

良いと思います。

と言うよりも、

むしろ嬉しいものです。

夢にも出て来ない息子が

夢に出て来たのですから...